Hygiene management/control
衛生管理記事一覧
食品取扱施設に入場する際の注意事項
食品工場等の食品取扱施設に入場する際の注意事項をまとめてみます。1. 身だしなみ・清潔な服装・整髪剤や化粧、香水などの使用は極力避ける(工場内の女性従業員はほぼノーメイク)・髭は剃る・髪は櫛で入念にとく・作業場内に入る際は腕時計、指輪、ネックレス等ははずす(ポケットに入れておけば可)2. 持ち込み品...
食中毒について
食品取扱施設の内部環境は快適に保たれていますか?そうではない作業場の場合は、微生物の繁殖に必要な温度・湿度・栄養素(食品)といった好条件が揃っている可能性が高いです。つまり、食品が傷み易く、下痢・嘔吐・腹痛などを引き起こす食中毒が発生しやすい環境かもしれないのです。「いつのまにかパンに青カビが生えて...
カビによる被害
食品工場や飲食店など、食物を扱う作業場では菌や黴(カビ)などの管理は絶対に欠かせません。防菌防黴(ぼうきんぼうばい)とは読んで字のごとく、菌やカビを防ぐということですが、細かく言うと「微生物、特に細菌、真菌の発生・発育を防止し、それらに起因するあらゆる加害を未然に防止または回避することにより、最終的...
昆虫死骸はカビの温床
現在、大抵の製造工場では防虫管理の一環として昆虫のモニタリングを実施しています。モニタリングを行うとわかりますが、高い清浄度が要求されている製造エリアでも結構昆虫が捕獲されることがあります。また、実際に工場内で生きた昆虫が飛んでいるのを目撃することもあります。一般に、製造環境内で見られる昆虫(産業害...
主にカビを対象とした微生物管理の考え方
防カビとは文字通りカビを防ぐことですが、その基本的な対策としてカビによる汚染防止、カビの増殖防止、防カビ施工の3つが挙げられます。実際に食品や医薬品など、微生物の影響を受けやすいものを製造している工場や事業所でより高いレベルの防カビ効果を維持していくためには、これらの対策をいかにバランスよく組み合わ...
食品を取り扱う施設におけるカビ対策
食品工場や大量調理施設、飲食店などといった食品を取り扱う施設で総合環境衛生管理を行っている方には経験があると思いますが、毎年梅雨頃になると頭を悩ませる問題があります。それはカビの発生です。カビは食品などの製品への異物混入問題を引き起こすだけでなく、製品そのものや建物などを劣化させたりもします。また、...