守っていますか?食品取扱施設への入場ルール

食品取扱施設に入場する際の注意事項

食品取扱施設に入場する際の注意事項

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食品工場等の食品取扱施設に入場する際の注意事項をまとめてみます。

 

1. 身だしなみ
・清潔な服装
・整髪剤や化粧、香水などの使用は極力避ける(工場内の女性従業員はほぼノーメイク)
・髭は剃る
・髪は櫛で入念にとく
・作業場内に入る際は腕時計、指輪、ネックレス等ははずす(ポケットに入れておけば可)

 

2. 持ち込み品
・作業場内への持ち込み品は必要最小限に留める
・資料はホッチキスの針で止めないこと(異物として混入する恐れがあるため、資料は紙製のホッチキスでまとめるか製本する)
・鉛筆、シャープペンシル、キャップ式のボールペン、クリップなどは持ち込み禁止(異物として混入する恐れがあるため、ノック式のボールペンのみにする)
・タバコ、飲食物の持ち込みは禁止

 

3. 作業場内での注意
・入場前は粘着ローラーで落下毛髪や塵埃を取り除き、正しい手洗いを行う
・歩行時は飛沫を上げないように注意する
・作業場内の物品に触れる際は手袋を着用する(手指由来の微生物を付着させる恐れがある)
・製品には触れないようにする
・作業場内で「汚い」、「臭い」、「不衛生」などといった批判や誹謗中傷は避ける
・作業場内で製造されている品目や製造環境について口外しない(下請けで大手企業の製品を作っていることも多々あるため、外部に知れ渡ると問題が生じることもある)
・会話は最低限に留める(唾液には多数の微生物が含まれているため、特に充填ライン付近での会話は禁止)
・場合によっては検便の検査結果の提示を求められることもある
・写真撮影は事前了承が必要(撮影禁止箇所もあるため、担当者に立ち会って頂くのが良い)

 

今回は食品工場等の製造エリアに立ち入る際の注意事項を簡単にまとめてみましたが、実際にはもっと厳しい制約があるところもあります。
食品取扱施設を訪問する際は、微生物汚染や異物混入防止に細心の注意を払って行動しなければなりません。



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