オクラトキシン(ochratoxin)は、主にアスペルギルス(Aspergillus)によるマイコトキシンの一種です。オクラトキシンを産生するカビは、A. ochraceusが有名ですが、他のアスペルギルス、ペニシリウムのカビもこの毒素を産生することが知られています。オクラトキシンはA、B、C、その他のものが得られていますが、このうちAの毒性が最も強く、肝臓や腎臓に害があります。