木材害虫(もくざいがいちゅう)
木材害虫とは、木材を加害する昆虫を指します。
木材害虫は、1)生立木を加害するもの、2)生丸太を加害するもの、3)乾材を加害するもの、4)湿材を加害するものに大別することができます。
このうち建物内でよく問題となるのは3と4です。
1には、カミキリムシ、ボクトウガ、コウモリガ、シロアリなどが挙げられます。
2には、カミキリムシ、タマムシ、ナガクチキムシ、オサゾウムシ、キクイムシ、ナガキクイムシ、キバチ、シロアリなどが挙げられます。
3には、ヒラタキクイムシ、ナガシンクイムシ、シバンムシ、カミキリムシ、シロアリなどが挙げられます。
4には、シロアリ、チビナガヒラタムシなどが挙げられます。