防虫防鼠管理・衛生管理初心者の方必見!

微量滴下法(びりょうてきかほう)

微量滴下法(びりょうてきかほう)

微量滴下法(topical application)とは、殺虫剤の効力試験の一種で、トピカルアプリケーションとも言います。

 

マイクロシリンジを用いて、微量の殺虫剤をハエや蚊、ゴキブリなどの体の一部に滴下し、その死亡率から効力の大きさや、抵抗性の程度を調べる基礎的な試験方法のことです。

 

殺虫剤の原体をアセトンなどの溶剤に溶かし、その0.0005ml程のわずかな量をハエや蚊では胸部背面、ゴキブリであれば腹面に滴下します。供試虫はあらかじめエーテルなどで麻酔しておく必要があります。
そして、ハエや蚊であれば1日後、ゴキブリであれば1週間後の死亡率から殺虫剤の致死量を求めることができます。


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