スワブ法(スワブほう)
スワブ法とは、表面付着微生物測定法の一つで、拭き取り法とも呼ばれています。
物体表面に付着した微生物を綿棒やカット綿、ガーゼなどで拭き取って捕捉し、その後、滅菌希釈水で溶出し、微生物数測定法に準じて拭き取り面積当たりの微生物数を算出します。
スワブ法は、平滑な面だけでなく凸凹した表面や曲線部、隙間などにも適用でき、比較的精度の高い測定結果が得られます。
しかし、測定者によって個人差が出やすいといったデメリットもあります。
拭き取り用の綿棒と生培地がセットになった簡易検査キットもあります。
拭き取り法用の器具には様々な商品がありますので、目的に応じてベストなものを選択して下さい。