防虫防鼠管理・衛生管理初心者の方必見!

後追い調査(あとおいちょうさ)

後追い調査(あとおいちょうさ)

後追い調査とは、モニタリングポイントで問題が確認された場合に行う原因究明調査のことで、追跡調査やフォローアップ調査とも言われます。

 

ここで言う問題とは、モニタリングにおける管理基準値からの逸脱や過去の捕獲実績とは異なる事象の発生などを指します。具体的には、例えばクリーンルーム内で昆虫類の捕獲が確認された、一部のエリアで同一種の多発生が見られた、充填室や包装室で通常よりも多数の捕獲があった、等を指します。

 

こういった問題が起きた場合、対象となった昆虫類の発生源や侵入経路を特定するために、当該モニタリングポイントの周辺や原因と思われる場所、あるいは隣接した区画等、考えうるあらゆる箇所に対して調査トラップ(床置き式粘着トラップライトトラップ)を増設したり、テーピング調査を行ったりします。

 

通常はモニタリング範囲外となっている天井裏やエレベーターピット、地下ピット、電気室、壁の内部なども後追い調査の対象となります。

 

後追い調査は緊急を要する場合が多いため、通常は1〜2週間程度、早ければ3〜5日程度のトラップ設置期間で結果を出すことがあります。


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