家ネズミに関する素朴な疑問 その1

家ネズミに関する素朴な疑問 その1

防鼠管理,家ネズミ,生態

 

食品工場等の防虫防鼠管理担当者からよくあるネズミに関する質問をまとめてみました。

 

防鼠管理,家ネズミ,生態 一群(なわばり)の個体数(生息数)は?
防鼠管理,家ネズミ,生態 ネズミは一般に数〜10個体程度が集まりなわばりをつくると言われています。
ただし、その数は齢、天候、気温、餌、営巣場所の供給量などによって変わります。
また、高密度化では群れの繁殖力が低下することがハツカネズミでは知られています。

 

防鼠管理,家ネズミ,生態 縄張りサイズ(行動圏,行動域)は?
防鼠管理,家ネズミ,生態 ドブネズミもクマネズミも平均値は16mとする記録から50mとする記録まであります。
ただし,クマネズミは、ドブネズミと違い非坑道型の巣を使うためドブネズミより広い範囲を縄張りとして防御することが観察されています。
ちなみにハツカネズミの行動圏は、建物内で3〜10m、建物外だと6〜17mとのことです。

 

防鼠管理,家ネズミ,生態 騒音や超音波にどれくらいで慣れるの?
防鼠管理,家ネズミ,生態 ネズミは時間とともに音や周波数に慣れることが知られていますが、慣れるまでの期間についてはあまり調べられていないようです。
ただ、超音波等でネズミを駆除する際、1か月に一度周波数を変えるとあまり慣れないと言われています。
このことから、騒音や超音波などの外的ストレスに慣れるには、一月かそれ以上はかかると思われます。
また、騒音などはネズミにとってストレスとなるため、活動(生殖活動など)も活発ではなくなります。

 



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