マイクロカプセル剤(マイクロカプセルざい)
有効成分をマイクロカプセル化した水性懸濁液の殺虫剤で、MC剤とも言います。
有効成分のマイクロカプセル化により、接触による殺虫効果だけでなく食毒効果も期待できます。
マイクロカプセルは人体内で破壊されないため、人体に対する安全性が非常に高く、乳剤と比べて低臭性で、持続性も高いのが特徴です。また、危険物に該当しないので火気に対する安全性も高いです。
ただし、処理した場所に白い跡が残ることがあり、場合によっては変色する可能性があるため、注意する必要があります。
マイクロカプセル剤はゴキブリやトコジラミなどの駆除によく用いられます。