KT50(ケーティー50)
50%ノックダウン時間(50% knock-down time)のことで、中央ノックダウン時間とも言い、ある集団の害虫や供試虫の半数(50%)が仰転(ノックダウン)するのに必要な時間のことを指します。
一般には、ハエ、蚊、ゴキブリなどに対する殺虫剤の速効性の尺度に使用されます。
仰転は致死ではないため、試験後に供試虫が蘇生することがあります。したがって、薬剤の効力試験を行った場合は、KT50と合わせて致死率(24時間後、あるいは1週間後の生死)も確認することが多いです。