自動カウントトラップ(じどうカウントトラップ)
自動カウントトラップとは、現在、人の手で行っているモニタリングの同定・カウント作業を省力化するために開発された、捕獲された昆虫の数を自動で計測してくれる夢のようなトラップです。
フェロモントラップや電撃殺虫機、ライトトラップなどに自動カウントトラップの機能を組み合わせたものが開発されています。
まだまだ精度は低いようですが、中には、捕獲数のみならず、スキャナーで画像を取り込み、昆虫種まで判別してくれるトラップまで出てきています。
農業分野でも実用化されつつあり、野外における害虫個体群の発生消長や誘殺状況の調査などに用いられています。
モニタリング効率が高くなる非常にありがたいトラップなのですが、高価なため導入がためらわれるようです。