防虫防鼠管理・衛生管理初心者の方必見!

C&C(シーアンドシー)

C&C(シーアンドシー)

C&Cはcrack and crevice(クラックアンドクレビス)の略で、割れ目や裂け目、隙間を意味します。
クラックアンドクレバスと呼ぶ場合もあります。

 

主な場所として、床と壁の接合部(立ち上がり)、調度品と壁の間、床の排水口、中空壁、配管部、スイッチボックス等の隙間などがあります。

 

このような箇所には昆虫が潜みやすいため、殺虫剤を処理すると効果があります。
これをC&C処理(crack and crevice treatment)と呼びます。間隙処理と呼ばれることもあります。

 

C&C処理は主にゴキブリ防除によく用いられます。
例えば、ピレスロイド系殺虫剤を含有したスプレー。これはフラッシング効果を期待しています。C&Cに潜むゴキブリを追い出すわけです。

 

一方、ベイト剤も使用されます。この場合は、残効性の高いベイト剤をC&Cに処理することで、そこに潜伏しているゴキブリの集団に対し、長期間にわたり摂食させることを狙っているのです。潜伏箇所であるC&Cにダイレクトに処理することで、行動半径の狭い幼虫や卵鞘を抱えた雌成虫を駆除することが可能となります。

 

粉剤が用いられることもあります。


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