防虫防鼠管理・衛生管理初心者の方必見!

残留性(ざんりゅうせい)

残留性(ざんりゅうせい)

薬剤を壁や天井、床などに処理した場合、処理面に薬剤が持続する程度を残留性という言葉で表します。

 

残留性は、薬剤の性質と処理面の材質(物理的条件など)や環境気象条件によって規定され、対象昆虫の条件は関与しない点が残効性とは異なります。つまり、残留性がどれだけ大きくても、もともと昆虫に対する効果が小さいなら残効性は期待できないことになります。

 

なお、薬剤の残留性は、その蒸気圧と安定性によって規定されます。処理面から揮発しにくい安定な薬剤ほど残留性は大きくなります。


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