防虫防鼠管理・衛生管理初心者の方必見!

交信攪乱剤(こうしんかくらんざい)

交信攪乱剤(こうしんかくらんざい)

交信攪乱剤とは、性フェロモン、あるいは交信攪乱性を持つ非フェロモン物質を含んだ製剤を指します。
交信攪乱剤を用いた害虫防除は、交信攪乱法と呼ばれます。
これは、対象となるエリア全体に合成性フェロモンを揮散、滞留させることによって、雄成虫による雌成虫の探索、発見を困難にし、交尾を阻害することでターゲットとなる害虫の個体群密度を低下させる防除法のことです。
性フェロモンの利用には、フェロモントラップを用いた大量誘殺法が古くから用いられていますが、この交信攪乱法は比較的新しい手法と言えます。
現在、この技術は貯蔵食品倉庫等において主にノシメマダラメイガの防除等に用いられています。
なお、交信攪乱剤には殺虫成分は含まれておりません。


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