昆虫相調査(こんちゅうそうちょうさ)
工場や事業所において、どのような種類の昆虫がどれくらい侵入、あるいは生息しているのか等の現状を把握するために行う大規模な調査のことです。
この結果を基に防虫管理計画を立てたりするため、事前調査的な意味合いが強いです。
しかしその一方で、定期モニタリングのポイント数やトラップ設置場所が妥当なものかを確認、あるいは検討するために少なくとも年に1回(理想的には半年に1回)程の頻度で昆虫相調査を行うことが望ましいとされています。
昆虫相調査の結果、モニタリングトラップの数や設置場所が不適とされたら直ちに是正することが求められます。
よくモニタリングと混同されますが、両者の目的は明らかに異なるため区別して考える必要があります。