匂い(臭い)を感じ取る感覚のことで、ハエ類をはじめとする昆虫類は嗅覚器官が発達しているため匂い(臭い)に敏感です。
昆虫の嗅覚は主として触角にあります。例えば、イエバエの場合は、触角に嗅覚をつかさどる感覚細胞がありますが、ある種のニクバエでは、触角のほかに口器の一部にもあり、触角は方向を知ることができます。一方、ゴキブリでは、口器の一部にある嗅覚器官で食物に向かうと言われています。