エアーカーテン

エアーカーテン（エアカーテン）とは、工場や倉庫などの外部とつながる開口部（扉・シャッターなど）に取り付け、カーテン状に空気を吹き出すことで内外空間を遮断し、昆虫や塵埃が侵入するのを防ぐ装置です。
シートシャッターなどと併設され、シートシャッターが開くとエアーカーテンから空気が吹き出す形で連動していることが多いです。

エアーカーテンは有効ですが、室内が陰圧になっていると昆虫を吸い込むことがあります。
また、風速が弱いと昆虫が風に巻き込まれて侵入することがありますし、風速が強くても飛翔能力の強い大型昆虫の侵入を阻止するのは困難です。

近年は蒸散型殺虫器と組み合わされたエアーカーテンも販売されており、これは扉やシャッターが開く前に昆虫を忌避しておき、昆虫がいない状態で扉やシャッターを開け、さらに空気により壁を作るというものです。

エアーカーテンの仕組みがよくわかります。