インスペクション
もともと検査、視察、査察などを意味します。
有害生物管理的には、鼠族や昆虫類の発生源および侵入経路などを目視により調査・点検することを指します。
また、広義には製造現場における設備構造(ハード面)や運営(ソフト面)における問題点の抽出も含まれます。
鼠族昆虫類だけでなく、微生物学的な視点から総合衛生管理事項の点検(サニテーションチェック)なども同時に行うことがありますが、何を目的とするかを明確にし、それに基づいた目線で現場を調査することが肝心です。
インスペクションは、現場調査や目視調査、巡視調査、環境調査、(防虫防鼠)点検、工場診断、環境診断、インスペなど様々な名称で呼ばれることがありますが、内容(やるべきこと)は変わりません。
インスペクションを実施する際は、
・現場図面(平面図)
・デジタルカメラ
・懐中電灯
・脚立
・ルーペ
・ドライバー
・ヘラ(パレットナイフ)
・手鉤
などのツールがあると便利です。
インスペクションについてもっと詳しく知りたい方は下記をご参考下さい。
・インスペクションとは?
・インスペクションのツール
・インスペクションを行う際に忘れがちなポイント
・防鼠管理におけるモニタリングとは?