アボット補正(アボットほせい)
殺虫剤の効力試験を行う場合、対照区(コントロール区)を設けますが、この対照の供試虫が若干死亡することがあります。この対照区の死亡率を用いて、薬剤処理区の死亡率を補正するのがアボット補正(Abbott correction)です。
アボット補正は次式で行われます。
(処理区の死亡率) − (対照区の死亡率)
補正死亡率(%) = 100 ×
100 − (対照区の死亡率)