パツリン (patulin) は、主にペニシリウム(Penicillium)によるマイコトキシンの一種です。パツリンを産生するカビは、P. expansumが有名ですが、アスペルギルスのカビもこの毒素を産生することが知られています。有害性として神経障害があり、発ガン性も疑われています。